2020年1月22日、石川はやっと免許証を手にした。昨年12月には、運転免許認知機能検査があり、2020年1月6日は、高齢者講習があった。高齢者講習は、実際に運転をするので、長い間、ハンドルを握っていない石川が合格できるかどうか心配をしていたが、車の運転が好きな石川は、ブランクがあっても、運転には自信があったようで、「合格」の弾んだ連絡があった。私はそれで終わりかと思っていたが、誤解で、目の検査にひっかかっていて、再度狭山警察で目の検査をすることになっていたのだ。急いで新しい眼鏡を作り、狭山警察へ。なんとか合格し、ゴールドの文字で、「2023年(令和5年)2月14日まで有効」の免許証。
これが最後の更新で免許証になるだろう。やきもきしたがホッとした。お祝いをせねば。
次は私の番だ。2月に更新予定。

 1月21日、東京都美術館に行った。第61回太玄会書展が、21日~26日まで開かれている。徳島の友人が出品しているので、出かけた。久しぶりの上野だ。20年位前、徳島から母と姉と一緒に、上野動物園のパンダを見に行った。パンダを見るのに行列はできていたが、ゆっくり歩いてみることができた。10年位前にも今回の太玄会書展が開かれ、見に行って以来だ。
広い公園内に、国立西洋美術館、上野の森美術館、国立科学博物館、東京国立博物館等があり、落ち葉を踏みしめながら、ゆっくり散策した。たまにはこんな時間もいいなぁと思った。徳島の友人に感謝だ。
万葉集の歌から「旅人の宿りせむ野に霜降らばわが子羽ぐくめ天の鶴群」と書かれていた。

1月21日 岐阜県の玲子さんから荷物が届いた。たくさんの人の寄せ書きや、山芋、シイタケ、自宅で採れた白菜、チョコレート等、箱の中はいつも玉手箱だ。いい香りがすると思ったら蝋梅の花が入っていた。驚いたのは「おこぶ(昆布)」水に入れて戻してくださいとあった。
現れたのは「ネズミ」。おこぶを2つ頂いたという彼女が、送ってくれたネズミのおこぶ2つ。全部私に送ってくださったのだろう。
おこぶネズミは、精巧で、水の中で生き生きしている。

皆さんの思いをいっぱい頂いて、今年も船出だ。