近 況     2020年4月25日

 東京都の小池知事は、今日、4月25日から5月6日までの12日間を「STAY HOME(ステイ ホーム)週間」として、期間中都民に休業、外出抑制を強化するそうだ。人との接触を8割減らす10のポイントなるものも発表。また、休業要請に応じないパチンコ店名を公表する措置もとられている。「命を守るため」と言われれば、それに反対することはできないし、多くの人は自らを守るために不自由な生活にも我慢している。
そのような中で埼玉県では、軽症とされ、自宅待機中の新型コロナ感染者2人が亡くなったというニュースに、県に対して批判が続出している。埼玉・大野県知事は、亡くなったお二人に対して、会見で謝罪しなかった。「発症から一週間過ぎた患者が急変するケースはあまりない」とする専門家の意見から「自宅待機」とした県の判断に問題はなかったと話した。それを言う前に「申し訳なかった」となぜ謝れないのか。340人位の陽性の人が、ホテルがすぐには用意できないと、自宅待機になっていた。この事態にあわててホテルの用意をしたという。できるんだ。行政の怠慢で命が失われた。2週間くらい前だったろうか、埼玉県聴覚障がい者協会から「手話通訳」の要請を何度も出したが実現していない、とのニュースを見たばかりだった。「財源の確保が難しい」と拒否されていたそうだが、今日、25日の新聞には補正予算を組み、手話通訳を5月から対応するとあった。批判の声がなければ動かない。
今も、ずるずると自粛、自粛の掛け声ばかりが続いている。個人が自粛し、自粛をしない人はまるで非国民のような雰囲気を醸し出そうとしているように思える。国民に自粛を強いるばかりでなく、安心して自粛できるような措置があれば、ほとんどの人は、感染の恐怖を抱えながら、仕事に行ったり、店を開けたりしないのではないか。
「命を守る」との大義名分を振りかざし、私たちの自由がどんどん侵されているように思う。


今日、石川は現地事務所に籠り書き物をしている。目が見えにくいので大変そうだが、書くことが闘いだった石川の獄中生活。
まもなく5月1日が来る。


 朝夕愛犬ココちゃんの散歩にでている。藤の花や、ハナミズキがとてもきれいだ。
23日、狭山にお住いのSさんからお葉書を頂いた。これまで忙しくて手入れができていない庭は雑草がいっぱいだったそうだが、雑草を取り、シャクナゲの花を植えたそうだ。
シャクナゲの名前は「サチコ」。写真を送ってくださった。