近況 2020年8月18日
毎日、新型コロナ感染拡大のニュースの中での、移動自粛報道などに、悩みながら、それでも徳島に来た。
毎年、徳島では住民の会主催の「徳島夏の交流会」が8月中旬に行われていたが、これも私たちの希望を聞いていただき、今回は中止となるなかで、徳島に行くことを断念していたが、石川の「徳島に行きたい」との思いが強く、移動することを決心した。決心しなければならないくらい、思い悩んだ。私たちがコロナにかかっているかもしれない。移動途中で、また徳島に行ってうつるかもしれない、そうなれば、集会や、現調を控えてくださっている支援者の皆さんに申し訳ない等葛藤があった。
狭山にいるときは、保護司との面談、病院での診察、現地事務所に行く以外は、殆ど外に出ず、家のなかでもマスクを着けているほど、健康に注意している石川を知っているだけに、数少ない石川の思いに「ダメ」と言うことはできなかった。
保護司、中央本部で狭山を担当されている安田さんにだけ報告し、保護司に旅行許可願いを出して、徳島に来た。
徳島に来て2週間は、マスクをして家の中で過ごした。2週間経って一応ホッとした。
この間、私は手紙書きや、DVDの作成に集中した。
7月18日と23日にNHK ETV特集で放映された金聖雄監督の 「雪冤~ひで子と早智子の歳月~」再審を求めて~袴田事件・狭山事件~ について多くの感想も頂いた。撮影に協力していただいた多くの皆さんに心から感謝したい。
今年の徳島は阿波踊りもなく、帰省する人も少なかったそうだ。どこに行くというわけでもないが、石川は徳島に来ると伸び伸びできるという。
弟や、姉たちとたまに食事をしたり、早朝6時頃に少し散歩もする。
蓮の花がとてもきれいだと言う。水もおいしいそうだ。
いま狭山闘争にとってとても重要な時期であり、その中で2月から9月まで8か月くらい集会も現調も止まっている中で、8月14日には奈良県、埼玉県から現調に来ていただいた。学校の先生方で、本部の安田さんが案内をして下さった。
皆さん暑い中をありがとうございました。
岩手県の和田さんからお手紙と署名20筆を送って頂いた。お手紙には「大野勝則裁判長に変わったとのこと、忙しいとは思いますが急ぎませんので新しい署名用紙お送りください」と書かれていた、うれしかった~
滋賀県のヨッチャンから7月26日滋賀の近江八幡駅前で「狭山事件の再審を求める市民の会・しが」のアピール行動をされたときの署名8筆。「小雨が降っていて署名用紙がにじんでしまいました。初の大野裁判長あての署名でした。ワイワイ集まれる日が待ち遠しいね」(一部抜粋)と書かれていた。
千葉県住民の会の神林さんから、会員の方からの激励のメッセージが送られてきた。今回で3回目の激励のメッセージだった。
福岡のかよ子さんから素敵な手作りのマスクが・・・・・今回は金聖雄監督の「夢の間の世の中」袴田巌さんの手ぬぐいで作ったマスク・・・・・
コロナ、災害等最悪な状態がつづいているなかで夏休みをとるという安倍首相、夏休みでなく、早く退陣してもらいたい。
9月下旬には新しい裁判長による第44回目の三者協議だ。
私たちは、皆さんと元気に出会える日を楽しみにしながら、今できる闘いを続けている。
徳島でのホームページの更新でプリンターでの歌がうまくアップできなかった。"(-""-)"