近 況

 2020年10月18日、久しぶりの現調
東京清掃労働組合 清掃・人権交流会による連続24回目の現調だ。
9月17日、文書を頂いた。
「~ この6月に担当の後藤裁判長が定年退官し、大野勝則裁判長に交代しました。しかし、またもや引き延ばしさせるわけにはいきません。すでに機は熟しています。今こそ狭山事件の第3次再審を勝ち取るときです。全証拠の開示と、事実調べを早期に実現させて、一日も早く狭山再審開始を東京高裁・大野裁判長に決断させましょう。狭山事件の現地調査は、現地を実際に歩いて真実をつかみとる絶好の機会で、清掃では24年連続の現調となります。毎年新たな感動と発見を経験しており、真実を知る貴重な機会です。
 コロナ禍の影響で会場の定員制限があり、二部屋借りるなど、いつもと違う工夫をしています。また、石川さんにリスクを負わせないために石川さんご夫妻から直接ご挨拶を頂けませんが、ETV特集で放映されたDVD鑑賞と解放同盟東京都連からの事前学習で、しっかり学んだあと、現地での調査を行います。
今回の主催は東京清掃労働組合ですが、多くの皆さんが参加してくださいます。~一部抜粋」

 また10月8日、Oさんからのメールには「~直接お会いできないのはやむをえませんが、みんなで現地に行けるだけでもうれしいです。~コロナによって身体の距離は離されても、心の距離は離されません!くれぐれもお身体大事にされてください。再審闘争勝利!!一部抜粋」と書かれていた。」
送って頂いた資料には現調に35人の参加者のお名前が。千葉住民の会のKさんや、ルポライター、I女性会議、部落解放東日本研究所、一般参加者、解放出版社、解放同盟荒川支部、行政の方などなど・・・・・
日常の闘いが伺われた。
狭山現地事務所のスダチが今年は100個くらい生っていた。皆さんに持って帰って頂いた。

 
 毎日腕立て伏せをする石川


 わざわざ遠くから来ていただきながら、「石川さんたちは自宅から見守っていてください」との皆さんのお気持ちも、心苦しく、申し訳なく思い乍ら、皆さんの温かい気持ちを頂いたが、せめて写真だけでも皆さんにお渡しできたらと思い、富士見集会所に行った。久しぶりに出会った皆さんの笑顔がうれしく、まぶしかった。皆さんが帰られた後、現地事務所に行くと、皆さんからの「激励メッセージ」があった。ほんとうにありがとうございました。
石川も、皆さんの思いに胸熱くしているようで「何としても長生きをする」との決意を改めて胸に刻んだようです。

 この日、くまもと「狭山事件」を考える住民の会から機関誌「響」が届いた。「10.31『狭山』 熊本集会への結集を!!」と題した機関誌。毎月23日には7時から19時までの12時間、雨が降っても雪が降っても台風でも、公園で坐りこみを続けて9月23日で221回。今日10月23日で222回。例年なら10.31中央集会で配布されるはずの機関誌。毎回その内容に心打たれる。皆さんの思いが伝わる。私も、坐りこみに行き、皆さんと出会い、ともに語りあえる日を楽しみにしている。


 10月19日 徳島から署名50筆が届いた。

10月4日、徳島で「獄友」の映画&講演会があったが、その時に頂いた署名だ。コロナ禍の中で、人数制限をしながらも、さまざまな団体の協力を得て、県下各地から100人の参加があったそうだ。金監督の講演も好評だったそうで、うれしいおたよりだった。前日の3日には金監督を祖谷のかずら橋や、奥祖谷の二重かずら橋を案内されたそうだ。

 
 祖谷のかずら橋(徳島県・西祖谷山村)

祖谷のかずら橋は、日本三大秘境の一つで、徳島に住んでいてもなかなか行けない所だ。徳島の皆さんありがとうございました。

 10月22日、インフルエンザ予防接種の予約に病院に行った。受付にはいっぱいの人が・・・・・・
1時間近く待って、やっと順番がきた。予防接種が受けられる日は、一番早くて12月16日だという。まだ2か月近く先だ。石川の接種日は11月下旬。

 大阪の香鶴子さんから沙織おりの素敵なバックを頂いた。
 滋賀のヨッチャン、佐賀県連女性部から2021年カレンダーを送って頂いた。

1年は過ぎれば早い
一日一日が大切な時だ
闘いの中にあっても、気持ちは瑞々しくありたいと思う
石川の一日一日を共に、大事に生きたいと思う

今日(10月23日)買い物に行った途中、コスモス畑を見つけた
少し時期は過ぎていた
それでもコスモスの花はやさしかった