近 況    2021年2月22日

2021年2月21日、東部市民の会・益子さんからメールが届いた。「~小さな声も、集まれば大きな声(力)になります。コロナ禍でいろいろな行動は制限されておりますが、2月23日に狭山スタンディングを南越谷駅で行います。ここ数年、南越谷スタンディングや、越谷スタンディングに「狭山」のメッセージボードを持って立つことはあっても「狭山スタンディング」としてはやりきれていませんでした。一人でもできる行動としてのスタンディングですが、狭山を主体としたスタンディングも積極的に取り組んで行こうと思っています。お会いできる日を楽しみにしています~(一部抜粋)」
長い熱いメールと、「東部市民の会のニュースレター」が添付されていた。12ページに及ぶニュースレターはとても充実して、わかりやすく、最適の学習資料だと思った。本当にありがとうございました。

2月20日、加須の赤嶺さんと電話の後、長いメールを頂いた。「~私は感染対策をとりながら、動きを止めず、一歩でも前に進みたいと思っています。そこで加須駅前で毎月一回ですが「狭山スタンディング」を始めました。副会長のIさんのフラワーデモと一緒に行動しています。彼女もご自分で狭山のメッセージボードを創って来ました。昨年は緊急事態宣言で役員会の会場を借りられず、数か月役員会を開催できませんでした。でも、今年は感染対策を十分にとりながら私の家で役員会をしています。一つダメなら全部ダメと諦めるのではなく、ならばこれは?としぶとくやっていこうかと思います。狭山闘争は58年を迎えます。58年闘い続けて今も尚、石川さんや早智子さんをはじめ多くの方たちが頑張っておられます。コロナになんか負けていられません。まして、権力に負けるわけにはいきません。しぶとくしぶとく行きます。(一部抜粋)」

2月18日、フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」管理人のMIKAさんから「控訴審で勝訴だった根津さんの裁判(さっちゃんがよく傍聴に行ってた)今日最高裁が高裁判決維持の決定をしたとの報告が載ってました。勝訴維持です。よかった!http://www.labornetjp.org/news/2021/0219nezu
地道に闘った根津さん、河原井さんの勝利うれしいね。狭山も地道に頑張ろう」のメールが。高裁、最高裁といくほどに正義から遠ざかっていくように思っていたが、ほんとうにうれしいニュース。希望が湧いてくる。

清瀬市市議会議員の布施ゆめさんは布施哲也さんのパートナーだ。もう10年以上前、哲也さんは「狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会(当時・庭山英雄代表)」で事務局次長として、事務局長であった鎌田慧さんと共に、狭山の闘いを支えてくださっていた。ご逝去されて10年以上になる。ゆめさんは今、市議会議員として、さまざまに活動されている。昨年12月清瀬市議会で「再審法制の改正を求める陳情」が可決された。これは私たちが求め続けてきた①検察が有する証拠の全面開示を行うよう法整備をすること」➁「再審開始決定に対する検察の不服申し立て(上訴)がいたずらに行われることのないよう制限を加えること」。冤罪に苦しむ人を救済する再審(裁判のやりなおし)をめぐってこの2つの項目を訴えた陳情が12月議会で可決され、意見書として国に提出された。ゆめさんから「このことに対して一言書いてほしい」との依頼に、書くことが苦手な私は一瞬躊躇したが、しかし、このような動きが全国に広がってほしいとの思いで短い文章を書かせていただき、「ゆめ通信」2021年春号に掲載された。政治を身近なところからより身近なものにするために、変えるために、やはり私たちの代表を選ぶことの重要性を改めて思う。

2021年2月10日の「女のしんぶん」に「狭山事件 半世紀を超える冤罪とのたたかいー無実示す新証拠で再審を」と題した、部落解放同盟中央本部の安田聡さんの記事が掲載された。私自身も徳島に居たころから35年以上、「女のしんぶん」の愛読者だ。20数年前は何度も狭山事件を取り上げて下さっていた。最近は青森県で開かれた狭山学習会の記事が掲載されたが、殆ど取り上げられることがなかったので、今回はうれしいニュースだった。

2月4日、千葉県の「狭山事件にとりくむ東葛住民の会」から署名55筆と、1月31日の狭山学習会の時の寄せ書き(イラスト・美弥さん)が送られてきた。代表の神林さんのお手紙に「~今回は、はじめて参加された方が多かった。~季節は少々の時間のずれはあるものの待っていれば必ずやってきますが、狭山はそういうわけにはいきません。今年は再審開始決定の必要条件ともいえる事実調べを高裁にさせられるような取り組みを最優先に活動していこうと考えております。~(一部抜粋)」と書かれていた。寄せ書きには東京のOさん、佳代さん、Hさんのお名前も・・・・・・

2月、東京の加代ちゃんからお手紙と巣鴨のとげぬき地蔵の生薬入浴剤を送って頂いた。今から20数年前、徳島の母が狭山に来た時、巣鴨のとげぬき地蔵に一緒に行ったことを思いだした。懐かしく、切なくなった。
2月 東京のOさんから熊本のレンコンうどんが届いた。しこしこしておいしかった。
2月鹿児島の洋子さんから今年も屋久島のタンカンを頂いた。
熊本のノブちゃん 沢山の八朔をありがとうございました。

皆さんの温かさが身にしみる。
何としても何としても生きて冤罪を晴らす
何度でも何度でも立ち上がり・・・・・