闘いの中で  高裁前スタンディング  2021年7月8日

 天気予報をずっと気にしていたが、予報通りの小雨。7月8日は東京都連女性部が中心になって狭山高裁前スタンディングの日。
スタンディングの日の前後に沢山の人からメールを頂いた。
「沢山の人が集まり、今リレートークをしています。石川一雄さん、早智子さんの行動できないもどかしさを思うと、高裁に近い東京の私たちがやろうとはじめた高裁前スタンディング。東京都連女性部呼びかけで今回は4回目となりました。おりしも4度目の緊急事態宣言が出されると決まった7月8日。感染拡大が続く中ですが大勢の人が集まりました。それぞれの地域で集会や、ハガキ活動、署名など限られた条件の中精いっぱい狭山再審目指して取り組みを進めている事が伝わってくる訴えが高裁に向かって次々と語られました。元気を分かち合う取り組みとなりました。~粘り強く事実調べ開始に向かって力を合わせていこうと確認しています。京子(一部抜粋)」

「小雨模様ですが、台風のような大雨の日も、高裁前に立ち続け訴えていた一雄さん・早智子さんの姿を胸にみんなでがんばります。早智子さん、一雄さんはじめ、全国の仲間の分まで東京の私たちが強く訴えたいと思います。」「30人ほどが参加してくれ、スタンディングを終えました。雨も途中から止んで多くの人が、マイクアピール。鑑定人尋問、事実調べを行わせ、再審開始を!の決意と元気を交換しました。佳代(一部抜粋)」

「雨にあまり濡れることなく元気に行動できました。今日は西田さん(埼玉東部市民の会)が高裁前にディスプレイを車で運んできました。みんなびっくり!いつものメンバー、いつもの笑顔、やっぱり高裁前はいいですね。今日も元気をもらいました。」「今帰りの電車です。昨夜は『北埼地区狭山裁判を支援する会』の役員会でした。北埼でも、パネル展を総会及び人権市民講座と合わせて取り組むことを決定しました。三者協議に向けて取り組んできた要請ハガキを、常時取り組むことも決定しました。狭山ティッシュを作成し、役員がいつもハガキと一緒に持ち歩き、日常的に狭山を取り組んでいます。

 
 西田さん高裁前でディスプレイを

小さな力も寄せ集めれば、必ず大きな力となります。一人ひとりが主体的に狭山闘争を担う、『北埼地区狭山裁判を支援する会』になれるよう、事務局としても頑張っていきたいと思います。赤嶺(一部抜粋)」

「狭山事件の再審を実現しよう」管理人のMIKAさん、フェイスブックで温かく力強い報告をされています。

 皆さんの闘いと熱い思いにただただ感謝です。

7月4日、『狭山事件にとりくむ東葛住民の会』から現地調査がありました。10時、富士見集会所から現調に出発、午後から埼玉の住民の会から5人が来て下さり、交流学習会をされました。体調のよくなかった千葉の美弥さん、今年も色紙に絵を書いて下さり、そこに皆さんが寄せ書きをして下さいました。

   

 青森の一戸さん、『たんぽぽ舎33回たんぽぽ舎総会』の意見広告に「石川さんの無実を無罪に!冤罪 狭山事件」の広告を載せて下さいました。いつも狭山に、私たちに温かい心を届けて下さっています。

 阿部正子さんが歌集「訴歌(そか)」(皓星社)を送ってくださいました。全国のハンセン病療養所の入所者たちが詠んだ短歌、俳句、川柳を阿部さんが企画・編集されたものです。

 山梨のメグさん、今年も手作りのカリカリ梅を送ってくださいました。体調の良くない中を庭の梅の実をとり、おいしいカリカリ梅を作ってくれたのです。

 加須の赤嶺さん、石川が好きなトマト、フキみそ、キヤラブキ、私の好きなユズ茶、梅シロップ等たくさん送ってくださいました。

 東京のGさん、お連れ合いのリーさんと一緒に、ピクルスを作って狭山まで持って来てくださいました。

 『狭山再審を求める市民の会・しが』から、毎月の駅前での狭山アピールなどで頂いた署名34筆が送られてきました。お手紙には、署名をしてくださった愛知県の方からカンパを頂いたとありました。

 滋賀のヨッチャンから「市民の会・しが」のSさんのご家族が集めて下さった署名25筆が届きました。

何もできない私たちに、多くの方から温かい心が寄せられています。

石川が58年元気に闘い続けられた原動力はここにあるのだと思います。

私たちも今できる精いっぱいの闘いを続けます。

金聖雄監督の映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」によく出てくる「ひまわり」の花は私の母に繋がる花です。母は明るくて太陽のような、ひまわりのような人でした。

 高裁前スタンディングの写真は京子さん、赤嶺さん、安田さんが送ってくださいました。
ありがとうございました。