2団体の狭山集会

 
 対馬代表の挨拶(野島さん写真提供)

 2017年2月25日、緑フオーラム主催の「私は無実!狭山事件の再審開始を!」と題した学習会が銀河実験劇場で開かれた。赤羽駅から歩いて20分位の所にあり、とても面白い劇場だった。2階席や、ミラーボールもあり、また、客席の息遣いが聞こえるような身近な感じと、来て下さった皆さんが、石川が元気でいることを本当に喜んで下さっている思いが伝わってきた。映画「SAYAMA 見えない手錠をはずすまで」を見て下さっていた方や、ずっと前から支援して下さった方もいて、直接お逢いしたのは初めての方が多かったと思うが、昨年11月26日に現地調査でお会いした方も来て下さったりと、会場の皆さんとずっと以前から知り合っていたような、懐かしさが感じられた。
 緑フオーラム代表の三橋 牧さんから、大学生の頃狭山事件と出会った事や、18歳で初めて狭山集会に行ったこと、24歳で逮捕された『石川青年』の映像が今も自分の中にはっきりとあること、埼玉県の入間市で病院勤務をしていたこともあり、狭山への熱い思いが語られた。「石川さんは今ここにいるが、死刑判決から無期懲役になり、今も『殺人犯』の汚名が着せられたまま。自分の人生をかけて冤罪を晴らす闘いを続けている。一人の人生を半世紀以上冤罪で殺人犯に仕立てあげていいのか、裁判官、警察、検察官は恥ずかしくないのか。狭山は人間の正義の心を問い、教えてくれている。

   
緑フオーラム三橋代表挨拶  司会の渡辺さん 

石川さんが一日でも長く生きていることが、冤罪をなくす闘いだ。部落問題が出てこない(表面化してこない)からないのではなく、マスコミも書かない。この問題は我々自らの闘い。」と挨拶をされた。
 緑の党、党首の対馬テツ子代表は「昨年11月に狭山のフィールドワークをした。現場に立てば真実がわかる。ぜひ皆さんもフィールドワークをして頂きたい。巨大な権力のウソを見抜く力、立ち向かう力をつけ、本当の大きな敵を見抜き、連帯して立ち向かっていこう」と話された。
 お二人から挨拶を頂き、長く支援し続けて下さっていたことや、狭山への熱い想いに改めて感謝と感動でいっぱいになった。石川も「いらっしゃい、待ってましたよ」という会場の雰囲気を感じたようで、とても楽しそうだった。今、狭山裁判は大きく動いている。昨年8月に提出した下山鑑定、今年提出した川窪鑑定等、検察庁がどの様な反論、反証を出すのか、また裁判所に事実調べをさせるために、何をすべきか、部落解放同盟中央本部の安田さんから、下山鑑定等解りやすく話され「皆さんが声をあげてほしい。大きな世論を作ってほしい」と報告した。

   

 会場からたくさんの激励の声と共に、100筆の署名を頂いた。またオーガニックの野菜、果物、私の好物の和菓子、京菓子、おかき、添加物0のあすなろ味噌、手作りの小物入れ、ー中国残留孤児がつづる「この生あるは」ー(発行者幼学堂 著者 中島幼八)の本 そして沢山のカンパも・・・・・・皆さんが待っていて下さったこと、温かい心をいっぱい下さったことをうれしく思った。闘いの中で元気でいられるのは皆さんとの出会いと闘いがあるからです。
ありがとうございました。


 狭山事件の再審を求める東京集会  2017年2月22日

 2月22日、東京田町交通ビル会館で狭山東京集会が開かれた。300人を大きく超える人が来て下さった。毎年開かれているが、やはり今年は狭山が動いている証として大きな熱気が感じられた。狭山東京実行委員会・佐藤議長から「事件発生から54年、毎年今年こそと言い続けて来たが、今年こそ前進があると確信している」と力強い挨拶があり、狭山弁護団の青木弁護士から狭山の現状、特に今大きな争点となっている万年筆についてのこれまでの闘いや、今後の闘いが報告された。

   
佐藤狭山東京実行委員会議長挨拶  狭山弁護団・青木弁護士の講演 

 東京清掃労組 人権交流会、東京同宗連、部落解放同盟 国立支部から連帯のアピールのあと、部落解放同盟東京都連、長谷川委員長から集会まとめがあった。石川は「皆さんの署名活動や、高裁前アピール行動、地域での狭山デ―などの闘いが証拠開示につながった。証拠開示に因って弁護団が新証拠の提出につながり、検察を追いつめている。今度こそ事実調べ再審開始がされると確信しているが、相手は巨大な権力、決して楽観せず気を引き締めて闘い続ける」と更なる支援をお願いした。