「石川さんは無実だ!狭山事件市民学習会」   2017年3月25日  伊丹集会

 
 「現調をした1988年8月20日はとても暑い日でした」と

 13時30分から伊丹市立人権啓発センターで、狭山学習会が開かれた。
会場いっぱいの人の熱気があふれていた。控室には1988年8月に5年生、6年生の解放子ども会が狭山現調に行ったとき、それぞれが自分の顔を書いた手書きのポスターが貼ってあった。その時現調に行った子ども会の皆さんが今は40代となり、運動を支えて下さっていることを伺い胸を熱くした。
 25日、2会場で開かれた狭山学習会は、DVD「冤罪を作り出す『取り調べ』ー狭山事件の場合」を上映、社民党の福島瑞穂さん(国会議員・狭山弁護団)の講演、そして石川の訴えの3本立ての形で進められた。残念ながら福島瑞穂さんとはすれ違いの形でお会いできなかったが、多くのすてきな出会いを頂いた。大阪のKさんとの出会いもうれしかった。
 これまで色々な場で何度も「狭山劇」をされたそうで、狭山劇をするためにみんなで台本作りに取り組んだことで、狭山事件の真相、問題点がより深く理解できたという。「私は石川一雄さん役」「私は六造さん」「私は石川さんに字を教えて下さった刑務官役」等話しが弾んだ。
 伊丹集会での訴え後、皆さんに十分のお礼も言えないまま、次の会場の川西に向かった。

  歌(詐りの調書や証言真に受けた司法の誤謬を断固質さん)

   
 多くの人が駆けつけて下さいました 「 これが私。小学生だった子どもと参加しました」

 川西集会 

 
 主催者の北上哲仁さんと

 川西市文化会館の学習会は13時から始まっていた。福島瑞穂さんの講演、DVD「冤罪を作り出す『取り調べ』ー狭山事件の場合」視聴後、15時から狭山事件の支援のお願いをさせて頂いた。この会場も満席で、伊丹での集会と同じく、解放同盟、解放共闘、NPO法人おるかの会や、狭山学習会が開かれることを知った多くの市民が来て下さった。大阪からBinさんご夫妻、Mさん、Tさん、釜ヶ崎の皆さん、そして東京からフェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」のMIKAさんが来られていたのには驚いた。
 長く狭山に関わっていた人、しばらく遠ざかっていた人、自称・福島瑞穂さんの「おっかけ」をされているという大阪のMさんとの出会い、そして川西市議の北上哲仁さん、また、「45年以上前に狭山事件のドキュメンタリー映画を観てその理不尽がまかり通っていることに驚いたこと、2014年3月に『SATANA見えない手錠をはずすまで』を観に行き、金聖雄監督のお話を伺った事、25日川西に来ることを知り、お会いしたいと来ました」(一部抜粋)とのお手紙と手作りのマーマレードを持って来て下さった大阪のYさん、兵庫県宝塚からはKさんのご家族が。いつも家族中で応援して下さっているKさんたち。石川が54年間、さまざまに苦しい事と向き合い、心折れそうになった時も、また立ち上がり、これまで闘い続けられてこられたのは、多くの人に支えられてきたからだろう。

   
皆さんからいっぱいの温かいエールを  椿 保委員長・閉会の挨拶 

 狭山再審闘争も、今年の夏ごろが大きな山場になると、私自身は思うが、ただひたすらに、真実を訴え続ける。多くの人たちが創意工夫して訴えの場を作ってくださっていること、会場に来て下さる皆さんが闘いを前進させて下さっていることに心から感謝している。
 歌(気紛れに54年過ごさねど訴状無視した司法に喝)