5・23狭山市民集会

 
 左から組坂委員長、菅家利和さん、石川、鎌田慧さん、川畑幸夫さん

 一週間前から、5月23日の天気予報は雨。しかし、何とか小雨でホッとする。朝、8時過ぎの電車に乗ろうと、狭山市駅に着くと、高裁前アピール行動に毎回来て下さるKさんに出会う。kさん「これから水道橋まで行って『狭山ウォーク』の人たちと合流し、日比谷野外音楽堂まで情宣行動をしながら歩きます」との事。私たちは日比谷公園健康広場での狭山集会前段のミニ集会に。
 健康広場にはもう大勢の人が来ていた。私のふるさと徳島から夜行バスで来た人も。 足利事件の菅家利和さんも早くから来て下さって感激。集会後、東京高検・東京高裁に要請行動と情宣行動。東京高裁・後藤裁判長に狭山署名を届ける。全国の皆さんから頂いた署名。皆さんの思いと闘いをしっかりと届けた。

 
 日比谷公園での前段ミニ集会

 その後、会場の日比谷野外音楽堂に。途中「狭山ウォーク」の人たちと出会う。皆さん元気に会場に着かれた。「県南 石川一雄さんを支援する会」を中心に、大阪や、東京、「狭山勝手連」の皆さん、みどりフォーラム、宗教者、HARUMIちゃん、Kさん、多彩なメンバーだ。
 会場にはすでに、小室等さん、獄友イノセンスバンドの谷川賢作さん、こむろゆいさん 河野俊二さんそして 李政美さんが、来られていた。お忙しい皆さんが集会を盛り上げようと来て下さったのだ。谷川俊太郎さん、作詞 小室等さん作曲の「真実・事実・現実 あること ないこと」は多くの人に聞いて頂きたい。
 13時から開会、部落解放同盟・組坂繁之委員長、各政党からの挨拶が続く。
石川は「第3次再審で勝利して最後になるように」と渾身の訴えをした。
基調提案は部落解放同盟中執・片岡明幸埼玉県連委員長から「狭山の闘いは有利な状況にある。いよいよ最後の闘い、最後の決戦の時が来た。勝てるとの確信のもとに、団結してばんがろう」と力強い報告がされた。
連帯アピールは、袴田事件・袴田秀子さん、志布志事件・川畑幸夫さん、足利事件・菅家利和さん、布川事件・桜井昌司さん、

狭山事件の再審を求める市民の会、代表武者小路公秀さん、石坂啓さん(漫画家) 鎌田慧さん(狭山事件の再審を求める市民の会事務局長)の挨拶。
その後デモ行進に移った。
集会の間も、デモ行進の時も小雨が降り続いたが、最後まで闘いぬいた。途中雨に濡れたアジサイの花が目に留まった。都会の喧騒の中でまっすぐ凛と咲き誇っていた。デモ行進の最終地点で、今年も釜ヶ崎労働組合の皆さんの「狭山勝利号」に出会い、元気を頂いた。

   
「狭山ウォーク」の皆さん  雨の中のデモ行進

福岡・添田の解放子ども会の皆さんから今年も沢山の寄せ書きを頂いた。今年も全横浜屠場労組の皆さんからメッセージを。84歳のシズター、露の新治さん、久しぶりに出逢った宮崎のNさん、多くの出会いが・・・・・しかし、いつも出会っている何人かのお顔は見えない。

 
 石坂啓さんと 狭山勝利号 

いよいよ決戦の時、心引き締めて、臨もう
集会に来て下さった人、来られなかった人
闘いの途中で亡くなられた人たちの思い、遺志とともに