7・13狭山江東地区集会  2018年7月13日

 今年で22回目の狭山江東地区集会。私も狭山に来て1回目からの集会に参加し、当時支部長をされていたAさんに、集会が終わった後、狭山まで車で送って頂いたことをよく覚えている。その時、狭山まで一緒に送って下さった当時高校生だったSちゃんは、今は2児の母となり、仕事、育児で忙しい中をこの日も集会に来て下さった。

   

 千葉や、東京清掃労組OB、フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」のMIKAさん、遠くから駆けつけてくださる皆さんにいつも感謝している。
 主催者の山口純一・江東共闘代表幹事から「若い人にも狭山を伝えていく。一人ひとりが行動しよう」とあいさつがあった。

 ありがとうGさん

 狭山弁護団の河村健夫弁護士から「狭山第3次再審請求審の現状と課題」と題して講演があり、大きなポイントである2点について報告。①下山鑑定 (万年筆をめぐる科学的な鑑定)によって、石川宅で発見された万年筆は被害者のものではないことが明らかになった、②福江鑑定(石川が書いたとされる脅迫状の筆跡)によって、脅迫状の筆跡は99.9%石川が書いたものではない、別人が書いた、とされる科学的な鑑定に因る新証拠が裁判所に出されたことは大きい。これらを武器にして裁判所に鑑定人尋問等の事実調べを迫っていくとの報告がされ「皆さん方の高裁前アピール行動や、署名、ハガキ行動などが大きな力になっている。これ以上検察の引き延ばしを許さない闘いを」と結ばれた。
 石川は「当年とって今は古希(70歳)。100歳まで生きるつもりなので、10年取っている。本当は間もなく80歳になる。集会等のない日は、毎日2万歩から3万歩、歩いている。この3次で何としても勝利して終結したい。」と今回が最後のチャンスとの思いを訴えた。

 自由闊達に、心のおもむくままに、生きられる日をと願い・・・近いと信じて・・・・・