部落解放研究第52回全国集会  2018年11月27日~29日 

 27日から岡山県総合グラウンド体育館他で開かれた全研。
28日、岡山商工会議所で開かれた狭山分科会は大きな会場だったが満員の人で埋まった。
 9時半から映画「獄友」(金聖雄監督)上映、11時半から12時まで「狭山再審実現に向けた」訴え。
 午後から狭山事件再審弁護団 中北龍太郎狭山事件再審弁護団事務局長から、弁護団報告、その後、袴田秀子さん(袴田事件) 菅家利和さん(足利事件) 桜井昌司さん(布川事件) 石川一雄(「狭山事件)の「獄友」トーク。

午前中、「獄友」上映の後、大きな山場にある狭山の訴えを。
石川は「無実を明らかにする科学的な証拠が出されている今が最大のチャンスの時、4次再審はないとの思いで闘っている。皆さんの声が大きな力になる。」とさらなる支援を訴えた。毎年今度こそ、今度こそと訴え、支援のお願いをし続けてきた。本当に今度こそ、見えない手錠が外され、身も心も軽くなるようにとの思いを強くする。
 午後からは、中北弁護士から、パワーポイントを使いわかりやすく報告がされた。狭山闘争も、来年には大きく前進するとの確信を持つ。

   

 その後、冤罪が晴れた者、いまだ冤罪が晴れず厳しい闘いの渦中にある者、と立場の違いがありながらも、冤罪を晴らす、冤罪をなくすとの共通の目的をもって戦いを続けている4人のトークがあった。

 ただ一筋の道を歩いてきた
歩かざるを得なかった石川の人生
 一日も早く冤罪が晴れ、心軽やかに、生きてほしいと心から願う
えん罪狭山事件のホームページに最新情報として詳細が報告されています。
https://sayama-jiken.jimdo.com/