2019年4月6日、「4.6狭山裁判を支援する北埼玉市民集会」が、市民プラザかぞで開かれました。
7日が埼玉県議会議員選挙で、果たして何人のひとが 集会に来てくださるだろうかと、心配していましたが、90人余りの人がきて下さいました。

   
北埼地区狭山裁判を支援する市民の会・生方代表   事務局長・赤嶺さん  

 集会開催が決まってから何度か、主催者の一人のAさんから嬉しいメールをいただいていました。4月2日の読売新聞に集会の案内記事が載り、また東京新聞にも載せて頂いたことや、新聞や、Aさんからの案内のお手紙で何人かからお返事を頂いたこと、その中に、『加須は遠くて行けないけれど、石川さんが逮捕されたときから石川さんは犯人ではないとずっと思っていました。私の友人のKさんは石川さんと同級生ですが、その友人も石川さんは犯人ではない。石川さんはほとんど学校に来ていなかった。そんな石川さんが脅迫状など書けるはずがない、と言っていました」とお電話を頂いたそうです。Aさんが粘り強くマスコミに働きかけてくださったおかげで、何人かからお電話があったそうです。会場に着くと、高裁前アピール行動にきて下さっている清掃労組のSさんの姿があり、驚きました。Sさんも新聞で知ってきてくださったそうです。

   

 私たちが埼玉のお母さんと思っているイチさんという人がいます。イチさんの妹さんのソヨさんから「姉に預かってきました。一つひとつに『一雄さんが一日も早く無罪判決を勝ち取れますように』と願いながら折ったそうです」と折鶴をいただきました。イチさんは95歳になりました。「会場までは行かれないので」と折鶴を届けてくださったのです。「姉はいっぱい折ったそうですが、石川さんが持ち帰るのに困るかもと思い、少ししか持ってきませんでした」とソヨさん。一生懸命折ってくださった鶴を看板の横に貼らせて頂きました。

 
 会場に貼られていました
 石川は「いよいよ人生を左右する時が来た。子どものころ学校に行けなかったことが、窮地に追い込んだ一因でもある。裁判を開かせ、法廷の場で真実を明らかにしたい。狭山事件の犯人にされ56年間苦しんできた。しかし、私は無実、真実は必ず明らかになる。今年が勝負。」と支援を訴えました。

部落解放同盟・安田聡さんから「部落差別が生んだえん罪・狭山事件」と題しての講演。足利事件・菅家利和さんからのアピール。桜井昌司さんのミニコンサートと多彩な内容でした。
 そのあとの懇親会はポテトサラダや、きんぴら等、手作りのおいしいごちそうが並び、温かく、楽しい時間でした。

 
 会場横の駐車場の満開の桜
 私自身が夜は目が見えにくく、車の運転が不安なので、早めに会場を出させて頂きましたが、食事制限(糖尿病のため)を厳しくしている石川にソバや、好物のモツ煮を用意してくださっていました。
たくさんの人に支えられ、温かく迎えられている石川は、ある意味本当にいい人生を送っていると、いつも感じさせられます。


全国各地で開かれている集会や、学習会を成功させるために、どれほど多くの人たちの労力や、熱い思いに支えられていることでしょう。

ただただ私たちは感謝の心と、ひたむきに闘い続けることでしかお応えすることができません。ありがとうございました。

今ホームページを書いているとき
お電話を頂きました
読売新聞に昨日の狭山集会の記事が写真入りで
載っているとのこと・・・・・
うれしいお知らせでした


ホームページを更新して狭山市役所に行ってきた
今日4月7日は、埼玉県議会議員の投票日
車がいっぱいで入れないかもしれないと思っていたが
全然そのようなことはなく
投票所も人は少なかった
低調なのかなぁ
石川一雄は選挙権も奪われたまま
住みやすい、生きやすい、人が一番大事にされる社会にするためには
選挙で意思を出さないと変わらない
石川の思いと共に投票してきた