大阪 Hさん 写真提供 司会濱田さん |
2019年9月14日、宝塚西公民館で、「見えない手錠をはずすまで」上映実行委員会主催で、「狭山再審を求めて」開かれた集会。
3連休の初日でもあり、何人の人が来てくださるだろうかと、思っていたが、会場は満席。主催者と参加してくださった方に心から感謝。
会場入り口でどこかで出会った記憶のある方が待っていてくださった。14~5年前、初めてこの会場に来た時、お会いしたDさん、その時金泰九(キム・テグ)さんとご一緒だった。金さんともこの時初めてお会いした。在日朝鮮人でハンセン病回復者の金さんが「石川さんの話を聞きに行こう」と誘ってくださったそうだ。2016年11月に90歳で亡くなられたが、それまでずっと狭山の支援を続けてくださっていた。Dさんはそれ以降も何度か集会に来てくださった。この10年ほどはお会いする機会がなかったが、初めてお会いした場所で、再び元気に出会えたことがうれしかった。
平田実行委員長の挨拶 |
DVD「見えない手錠をはずすまで」上映後、濱田さんの司会でインタビュー形式で進められたが、何分石川も私も耳が聞こえにくく、質問と答えがちぐはぐなことが多く、申し訳なく思った。この集会を陰で支えてくださったTさんが「それでいいのよ。石川さんの話はとても力強く、よかったし、逆に石川さんの耳が聞こえにくいということは、それだけ高齢になっていて、時間がないということも印象付けたと思う。いい集会だった。ありがとう」と言ってくださった。彼女のお母さんは98歳。参加された人たちが介護等、それぞれに抱えている事も多いと思うが、狭山を闘う人たちは、闘いには厳しく、人に(石川に)優しい。
石川が宿泊はあまり好まないので日帰りになった。朝6時に家を出て、帰ったのは23時。 不思議と疲れない。皆さんの狭山への熱い思いを頂いているからだろう。
帰ってすぐ愛犬を散歩に連れて行った。ひたすら帰りを待ってくれている愛犬に「遅くなってごめんね」と話しかけた。