狭山事件の再審を求める狭山集会   2022年10月28日

  事実調べを求める 団体署名 1024団体  個人署名103921人を裁判所に提出 

 爽やかな秋晴れの一日だった。
11時から始まった日比谷健康広場での狭山前段集会は、活気あふれるものだった。
この日は「狭山事件の第3次再審請求の事実調べを求める緊急署名」を裁判所に提出する日。
「事実調べを求める緊急署名」は、今年12月末までに20万筆を目標に、第1回集約を10月26日とし、10月28日の狭山市民集会の日に裁判所に提出することになっていた。1か月余りの間に10万筆を集められるかどうか、不安だった。しかし、「何としても10万筆を裁判所に届けたい」と強く願った。狭山の正義、底力、狭山の世論を裁判所に示したかった。
10月26日、集約の日、気が気でなく、夜遅い時間にYさんに電話をした。「集まった?」「10万超えたよ」の返事に涙があふれた。

 
健康広場の前段集会で片岡副委員長が署名の報告

どんなにか多くの人のがんばりや、闘い、狭山への熱い思いがあっただろう。組織、個人、皆の力で達成できた。希望が湧いた。闘いはこれからだが、大きな力が結集できた。うれしかった。

 健康広場でその報告があった。その後高検、高裁に要請行動に行った。

 12時30分、日比谷野外音楽堂のステージには10万を超えた署名の箱が積み上げられていた。
プレコンサートは獄友イノセンスバンドの小室等さん、谷川賢作さん、こむろゆいさん、河野俊二さん。
久しぶりに皆さんと出会った。皆さんの熱唱に会場からも大きな拍手が。
見えない手錠をはずすまで」の金監督の姿も。

   


石川は「私が元気な間に無罪が勝ち取れるよう、この三次再審で勝利できるよう皆さんのご支援を」と訴えた。

また今新しく、狭山ネット署名や、10月31日~11月2日までの3日間、Yahoo!のバナー広告を出すこと。
12月末までに、「『事実調べを求める署名』10万筆を集めるので協力を」との要請、報告もあった。

.多くの人に出会えた。体調を崩し集会に来られなかった人も。
2023年は狭山事件発生から60年。来年5月の集会に笑顔で皆さんと出会いたい。

   
皆さんから頂いた署名  狭山勝利号 

詳細が 「えん罪 狭山事件」  「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックに報告されています。