狭山事件60年真相報告 5・6埼玉東部地区集会

 連休中の5月6日、越谷市中央市民会館で上記集会が開かれた。
混雑を予想して、早めに車で出かけた。半時間前に着いた。会場には多くの人が、開場を待っていて下さり驚いた。
新型コロナ感染拡大の中で、集会の参加も出来ない時期が続き、皆さんとは4年ぶりの再会だった。
多くの人に参加してもらいたいと、部落解放同盟埼葛郡協、自治労越谷市職、石川さんを支える東部市民の会の三者が実行委員会を立ち上げての開催。
120人の会場は人があふれんばかりだった。

会場に着くと、千葉住民の会のKさんから、住民の会の皆さんが街頭情宣行動の中で頂いた署名50筆を頂いた。うれしかった。

   
神田香織さん「石川一雄・塀の中の学び」  「石川さんを支える東部市民の会」益子さん 

 特別講演として、「神田香織さん」が「石川一雄 塀の中の学び」を講談。
 一雄は「100歳まで生きる。しかし、一日も早く再審開始、無罪を勝ち取りたい」と支援の訴え。
主催者から「訴えの時間は二人で20分」と伺っていたが、ついつい私が時間オーバー。時間を気にして一雄から「時間だ」との合図も無視して話し続ける私に、一雄も諦め顔 ( ;∀;)。
すみませんでした。

   

 私自身が「狭山闘争」「部落解放運動」に立ち上がったきっかけが、労働組合運動の中からであり、労働組合の皆さんがたくさん来てくださったことや、懐かしい多くの人との出会いに、気持ちが昂揚してしまった。
冤罪、部落差別の厳しい闘いの中にありながら、支援して下さる皆さん方の温かい思いに触れて、とてもうれしくて気持ちがセーブできなくなり、「二人で20分」との時間をオーバーした私に、主催者に迷惑をかけないかと気にした一雄にも、主催者にも申し訳なかった"(-""-)"

 閉会挨拶で「石川さんを支える東部市民の会」代表・益子さんが「5月23日、東京・日比谷でまた会いましょう」と結ばれた。
元気で皆さんとお会いしたい。

 青森から総合誌「TOMOーMICHI」編集長の澤田さんが来て下さったことも驚きだった。7月1日に発行の「TOMOーMICHI」に狭山記事が掲載されます。

 東京、千葉からも駆けつけてくださった人たち。たくさんのスタッフの方々。

 フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」に、集会の様子を報告してくださっています。ありがとうございました。
写真は「狭山事件の再審を実現しよう」より転載させて頂きました。

 帰りの道路もやはり混雑していたが、家に着くと、岐阜県の玲子さんからレターパックが。中には署名42筆、ごま豆腐や、柴漬け等々

 また、東京 Gさんから4月30日と5月1日に仲間の皆さんと府中駅の街頭宣伝で集めて下さった署名36筆が届いていた。

 帰りの道路の渋滞の疲れも吹っ飛んだ。

  狭山を闘う人たちの温かさに、元気も感動も頂く日々だ。