部落解放第50回全国高校生集会・第62回全国青年集会
2018年8月18日~19日、兵庫県・神戸国際会場で上記集会が開かれた。
全体集会で主催者を代表し、部落解放同盟組坂委員長より「今年は世界人権宣言70周年。『部落差別解消推進法』の具体化や大詰めを迎えた狭山第3次再審闘争などを中心に取り組みを確実に前進させよう。多くの人々と連帯した取り組みを進めよう。各地で解放の灯をともし続けよう」と挨拶があった。石川は、「3次で勝利して終結できるよう、大詰めを迎えた第3次狭山闘争に皆さんが中心になって闘って頂きたい」と支援を訴えた。
18日16時から18時まで、19日9時から12時まで分科会が開かれた。
狭山分科会は広い会場にいっぱいの人が参加して下さり、力を頂いた。
18日の分科会は中央本部安田さんから「えん罪・狭山事件55年~狭山闘争と部落解放運動」と題した講演のあと、活動報告として、東京都連・岸本さん、群馬県連・深田さんから「関東ブロック青年部として18年くらい前から、5・23、10.31狭山中央集会の前日に上野駅や、浅草駅でビラ情宣活動を続けて来たが近年冤罪、無実というマイク情宣の声に対して反応する人が多い。青年が集まってビラ情宣をしていると、ビラを受け取ったり、耳を傾けてくれる人が多いように思う。10年ほど前から、都水労や自治労の青年部と一緒にビラ情宣、狭山の学習会等続けている。これからも取り組みを続けていきたい」と報告があった。熊本のYさんから「昨年子ども会から狭山現調に行った。その後子ども会で狭山事件の解放劇に取り組んだ。狭山事件は教育が根本にある。これからも取り組みを続ける」との報告がうれしかった。19日は映画「獄友」上映と石川から訴えをさせて頂いた。
昨年のこの集会でお会いした熊本のIさんが多くの人と一緒に来てくださり、今年もすてきな笑顔を頂いた。三重県のSさん、Oさんと出会った。二人の持っているスマホで「えん罪・狭山事件」のホームページを見せてもらった。私は、パソコンは使い始めて(冤罪狭山事件を立ち上げて)20年近くなるが、いまだに苦手で、使いこなせないし、スマホも使えない。参加者にスマホで冤罪狭山事件を拡散して頂きたい、と願いすると、殆どの人がスマホを持っていて、早速私の「えん罪狭山事件」のホームページを見て下さったのには驚いた。みんなすごい!!!
暑さも少し和らいだ2日間、懐かしい出会いや、始めての出会いに感謝の2日間だった。